現代に居合を学ぶこと

約150年前に大政奉還されました。
歴史好きな方々なら、つい最近まで、武士が刀を差して歩いていた感覚だと思います。


幕末は町人農民も刀や銃を手に取り、激動を乗り越えたわけですから、DNAとしては、現代の多くの日本人にも「帯刀する」という遺伝子が残っているはずです。

ましてや、大戦中も祖父達は軍刀として刀を差していたのですから、日本人と刀の距離はとても近い関係でした。

ところが、戦後に欧米化された日本人にとっては、刀といえば時代劇、一般人には無縁、な代物になりました。

むしろ海外の武道家の方が、積極的に刀や武士の文化を支持していると思います。

IotやAIやロボット産業、仮想通貨などの躍進する時代には、ちょっと前までの武士なり刀なり、というのはエンタメコンテンツにしかならないかもしれません。

また、刀で直接戦う時代は、ごく僅かでした。兵器としての活躍は少ないのです。

どちらかというと、
日本人と刀は、神道に基づき奉納する神器として発展し、心体の支えとしての関係も深いのです。

そして、こんなに神秘的で美しく強く、独特の剣技が確立されたからこそ、世界で唯一無二の存在になったのです。

前置きが長くなりましたが、
日本人は刀を愛し、有事に備えて、心体を鍛え、剣技を研鑽することを、支えとしてきた(半農半士)のですから、その伝統文化から得られることは、これからも普遍的な存在だと思います。

普段は生活を支える仕事をしますが、あらゆる危難を乗り越えられる心体を鍛えるためにも、古武道たる剣技や刀は、日本人には大切な文化だと思います。

平和だからこそ、スポーツ化した武道も多いですが、日本唯一の武道を今後も継承していきたいと思います。