刀の種類

もし、本物の日本刀で居合を始めるなら、誰が作ったどんな刀なのか、見極めましょう。

刀を作刀された時期は、

古刀(戦国時代)
新刀(江戸時代)
新々刀(幕末)
現代刀(明治以降)

と、大きく4つに分類されます。

まず、刀を買う目的を確認してください。

【居合に使うのみ】
畳表巻を斬ったりせず、形のみの居合なら、どの時代の刀でも構いません。

ただし、古い刀は二度と増えないのですから、歴史的価値を鑑みて、きちんとした手入れが必要です。

ましてや、100万円以上もする刀なら、なおさら、錆びないように保管が必要です。

残念ながら、古い刀の方が安い場合も多いので、安いからといって、古い刀の価値を大切にしていただきたいです。

【居合と鑑賞】
居合の稽古に使うだけでなく、鑑賞もしたいなら、どの時代の刀でも構いませんが、きちんと美術研ぎされた刀を買いましょう。もちろん手入れも大切です。
鑑賞に最も人気なのは古刀です。
なぜなら、新々刀の時代から古刀再現は悩ましい歴史があるからです。

ただし、ゆくゆく試斬したくなる可能性は、慎重に考えてください。

一度でも斬ったら、美術研ぎは価値が下がります。
研ぎ直しは15~30万円前後からします。
部分的美術研ぎはしてくれないので、ご注意ください。手放したい時に後悔します。

【居合と試斬】
現代刀のみ、を勧めます。
ただし、一番、見極めが難しくもあります。

特に、試斬が優先な初心者は、
安価な昭和刀などを勧めます。
しかし、昭和刀は短くて丸っとした蛤刃が多いので、畳表巻を斬るには不利な傾向がありますので、しっかり寝刃を研いでもらう必要があります。

現代刀も、その刀に対して、美術用に作刀したのか、武用に作刀したのか、見極めが大切です。
もちろん両方を兼ねた作刀もありますが、これもまた見極めが必要です。

また、陸軍刀匠が作刀した刀は堅牢ですが、丸っとした蛤刃も多いです。

武用、試斬用を得手と言われる現代刀匠の刀を探し求めることを勧めます。

いずれにせよ、刀身の表面は引き傷だらけで痛むので、美術研ぎではなく、白研ぎの状態で使うのも勧めます。

具体的な試斬用の現代刀は下記の刀匠らが人気です。
なぜなら、身幅広く、重ね薄く、畳表巻なら斬りやすい作品が多いからです。

もちろん、同じ刀匠名でも、武用に作ってるかの確認は必須ですが。

源国次(徳島県)
関住正直(岐阜)

現在、日本に刀匠の免許所持は約200~300名はおりますが、鑑賞用が多く、試斬用を備えた作刀は少ない傾向があります。

居合のみ、というと、
赤松太郎一門(熊本)が人気です。一族で作刀されているので、たいていお店に、必ず入荷してる可能性が高いです。

なお、岡山県の川島一城刀匠も刃味の凄い刀を作刀されます。

ご興味ある方は、下記のサイトよりお問い合わせください。

備前長船刀匠 川島一城

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